修了チェック|2. 資金管理
数字を計算する力と、
判断する力の両方を確かめます。
資金繰り担当が、実際に直面する場面です。
レベル2修了チェック
⏱ ここまでの振り返り
複数口座の資金残高管理 → 資金繰り表の作り方 → 納税・社会保険料と資金繰り → 13週間資金繰り表 → 運転資本 → 回転日数とCCC → 当座貸越と融資枠 → 必要手元資金の超入門、という必修8記事と、3つの発展記事を読んできました。
レベル2の力は、「将来いつ、いくら資金が不足するのかを予測できるか」です。計算と判断の両方で確認します。
Part 1:数字で確認する
さくらの運転資本の数字です。売掛金16.7億円、在庫12.5億円、買掛金8.3億円。
問1:運転資本はいくらですか?
問2:さくらの現金預金12.5億円、月商8.3億円のとき、手元資金は月商の何か月分ですか?
Part 2:判断する
あなたは、さくらの資金繰り担当です。次の場面で、どう考えますか。
場面1:13週間資金繰り表で、第7週に残高が必要水準を下回りそうだと分かった。まずどうしますか?
場面2:売上が急成長し、毎月ぎりぎりの資金繰りが続いている。何が起きている可能性が高いですか?
場面3:当座貸越枠を、毎月ほぼ上限まで使う状態が3か月続いている。どう考えますか?
Part 3:資金繰り表の「危険な週」を見抜く
さくらの週次資金繰り表(抜粋)です。
| 週 | 期首残高 | 入金 | 支払 | 期末残高 |
|---|---|---|---|---|
| 第5週 | 3,000万円 | 2,000万円 | 4,500万円 | 500万円 |
| 第6週 | 500万円 | 6,000万円 | 3,000万円 | 3,500万円 |
第6週の内訳をさらに見ると、月初に賞与支払い4,000万円があり、主な入金6,000万円は月末近くに集中しています。
この表を見て、資金繰り担当としてどう判断すべきですか?
レベル2、修了です
レベル2で学んだ「将来を予測し、早く気づく」という考え方は、次のレベル3「財務担当」で、実際に資金をどう調達するかという判断につながっていきます。
次に学ぶ
レベル3「財務担当」:既存有利子負債とは何か
最終更新日:2026年9月5日|本記事の数値は架空企業「株式会社さくら」の設定値です。