修了チェック|4. グループ財務
グループ全体を見る力を、
10社の場面で確かめます。
単体の財務担当から、グループ財務担当へ。
レベル4修了チェック
⏱ ここまでの振り返り
グループ資金管理の全体像 → キャッシュプーリング → グループ会社間貸借 → 相殺決済(ネッティング) → CMS → CMS・TMS・ERPの違い → 銀行API・銀行システム連携、という必修7記事と、支払代行・国際送金の発展2記事を読んできました。
レベル4の力は、「グループ全体で資金を横断的に把握し、設計判断に加われるか」です。4つの場面で確認します。
場面1:子会社の社長から「うちのお金を勝手に使うな」と言われた
キャッシュプーリングで子会社の余剰資金を親会社に集中させたところ、子会社の社長から反発された。どう説明しますか?
場面2:グループ内の取引が急増し、振込件数が増えている
グループ会社間の取引が増え、月に数百件の振込が発生している。何を検討すべきですか?
場面3:「ERPを入れているから、資金管理システムは不要では」と言われた
経営層から「もうERPを導入しているのだから、別のシステムは不要では」と聞かれた。どう答えますか?
場面4:海外子会社への送金が、思ったより時間がかかった
海外子会社への送金を、国内送金と同じ感覚で資金繰り表に組んでいたら、実際の着金が数日遅れた。何を見直すべきですか?
場面5:海外子会社を、資金集中にどう組み込むか
さくらグループは、資金移動に制限のない国内子会社と、資金の海外送金に規制がある国の海外子会社を含んでいます。全社を対象に、実際に資金を移動する物理的な資金集中(ゼロバランシング等)を導入する案が出ています。
この案について、どう判断すべきですか?
レベル4、修了です
レベル4で学んだ「グループ全体で資金を見る」という視点は、次のレベル5「財務管理責任者」で、その方針そのものを設計する役割へとつながっていきます。
次に学ぶ
レベル5「財務管理責任者」:必要手元資金の決め方
最終更新日:2026年9月5日|本記事の数値は架空企業「さくらグループ」の設定値です。