学習記事(発展)|4. グループ財務|11. 銀行・システム連携
国内の送金と、
海外への送金は別物です。
仕組みも、かかる時間も違います。
全銀システムと国際送金の基礎(発展)
⏱ 30秒で理解
日本国内の銀行間送金は、全国銀行データ通信システム(全銀システム)という共通の仕組みで、ほぼリアルタイムに処理されます。海外への送金は、国をまたぐ複数の銀行を経由するため、時間もコストも国内送金とは異なります。
国内送金:全銀システムで、素早く確実に
これまでの記事で見た総合振込や支払代行は、多くの場合、全銀システムという、日本国内の銀行同士をつなぐ共通のネットワークを通じて処理されます。銀行が違っても、振込は当日〜翌営業日には着金するのが一般的です。
海外送金:複数の銀行を経由する
さくらグループが海外の取引先に送金する場合、日本の銀行から海外の銀行へ、直接つながっているとは限りません。多くの場合、間に別の銀行(コルレス銀行)を経由して送金され、国際的な銀行間の通信網(SWIFTなど)を使って処理の指図が伝えられます。そのため、着金までに数日かかることや、経由する銀行ごとに手数料がかかることがあります。
日本の銀行→中継する銀行1行とは限らない→海外の銀行数日かかることも
資金繰りへの影響
海外との取引が増えるほど、この「送金にかかる時間」を資金繰り表に織り込んでおく必要があります。国内取引の感覚で「振り込んだから今日中に着金する」と考えていると、実際の資金繰りとズレが生じます。
確認問題
問:海外送金が、国内送金より時間がかかりやすいのはなぜですか?
次に学ぶ
レベル4修了チェック
情報源
- 全国銀行協会「全銀システム」に関する一般的な案内、国際銀行間通信協会(SWIFT)の一般的な仕組みに関する解説
最終更新日:2026年9月5日|本記事の数値は架空企業「さくらグループ」の設定値です。