修了チェック|5. 財務管理責任者
方針を設計する力を、
根拠とともに確かめます。
財務管理責任者が、経営会議で問われる場面です。
レベル5修了チェック
⏱ ここまでの振り返り
必要手元資金の決め方 → 手元流動性の方針 → 財務リスクの統合管理 → グループ会社間金利の設計 → グループ内取引の税務論点 → TMSの選定、という必修6記事と、ストレスシナリオ・銀行口座統制・システム運用統制の発展3記事を読んできました。
レベル5の力は、「方針を、根拠を持って設計し、説明できるか」です。4つの場面で確認します。
場面1:役員から「手元資金500億円の根拠は?」と聞かれた
どう答えますか?
場面2:現金をすべて預金で持つべきか、融資枠を使うべきか
必要手元資金500億円を、どう確保するのが合理的ですか?
場面3:グループ会社間の金利を、無利息にしたいと相談された
子会社の担当者から「グループ内なので無利息にしたい」と相談された。どう答えますか?
場面4:TMSの導入を検討中、営業部門から機能の多さを推す声がある
「機能が豊富な製品を選ぶべき」という意見に、どう向き合いますか?
場面5:ストレス試算の結果を、どう読むか
手元資金400億円のさくらグローバルで、ストレスシナリオを試算しました。6か月間の営業キャッシュフロー減少(通常との差額)の合計が150億円、売掛金の回収不能が30億円と見込まれ、期末残高の試算は「400-150-30=220億円」とプラスになりました。
この試算結果(プラス220億円)だけから、「6か月間、資金は問題なく持ちこたえられる」と判断してよいですか?
レベル5、修了です
レベル5で学んだ「方針を設計し、根拠とともに説明する」という視点は、次のレベル6「財務部長」で、財務部門そのものの組織・戦略の設計につながっていきます。
次に学ぶ
レベル6「財務部長」:財務部門の組織設計
最終更新日:2026年9月5日|本記事の数値は架空企業「さくらグローバル」の設定値です。