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学習記事|1. 経理・出納|4. 資金残高管理

帳簿の数字と、
銀行の数字は一致するはず。

本当に一致しているか、毎日確かめます。

銀行残高照合の基本

難易度レベル1 経理・出納 所要時間4分 前提知識仕訳の基本
⏱ 30秒で理解

会社の帳簿に記録されている現金預金の残高と、実際に銀行にある残高を照らし合わせて、一致しているかを確認する作業を銀行残高照合と呼びます。

仕訳を正しく記録していても、記帳漏れや記帳のタイミングのズレによって、帳簿の残高と銀行の残高が一時的に食い違うことがあります。

さくらの5口座を、毎日確認する

さくらは3行5口座を持っています。出納担当は毎朝、それぞれの口座の残高を確認し、帳簿上の残高と一致しているかを見ます。一致していれば、少なくとも「現金預金として記録した金額の合計」が銀行の実際の残高と食い違っていないことは確認できます。

ただし、これは会計処理全体が正しいことまで保証するものではありません。たとえば、入金を別の取引先の売掛金に記帳してしまった場合や、支払いを誤った費用科目で記帳してしまった場合、さらには不正な支払いがそのまま正確に記帳されてしまった場合などは、金額の合計は一致していても、記帳の中身は誤っています。銀行残高照合は非常に重要な確認作業ですが、それだけで会計処理全体の正しさを保証するものではない、と理解しておく必要があります。

帳簿の現金預金残高=?銀行の実際の残高
この2つが一致しているかを、毎日確認します。

一致しないとき、よくある原因

記帳がまだのもの銀行では処理済みでも、会社側でまだ仕訳を入力していない取引がある。
銀行側でまだ処理されていないもの振込を依頼したが、実際の着金・出金が翌営業日になっている。
入力ミス金額や口座を取り違えて記帳してしまっている。

差額の原因が分かれば、多くの場合は心配ありません。しかし、原因が分からない差額をそのままにしておくのは危険です。記帳漏れなのか、ミスなのか、それとも不正な出金なのかを、必ず突き止める必要があります。

なぜ毎日行うのか

月に1回だけ照合していると、原因不明の差額が見つかったときには、すでに1か月分の取引の中から原因を探すことになり、時間がかかります。毎日照合していれば、差額が出てもその日の取引の中だけを確認すればよく、早く・簡単に原因を特定できます。これは、レベル0で学んだ「早く気づくほど、打てる手が増える」という資金繰りの考え方にも通じます。

確認問題

問:帳簿の現金預金残高と、銀行の実際の残高に差額があった。まず何をすべきですか?
次に学ぶ
レベル1修了チェック
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情報源
  • 一般的な企業の現金預金残高照合実務に関する解説
最終更新日:2026年9月5日|本記事の数値は架空企業「株式会社さくら」の設定値です。