学習記事(発展)|1. 経理・出納|3. 入金・回収
入るはずのお金が、
入ってこない。
気づいた日から、対応が始まります。
回収遅延への対応(発展)
⏱ 30秒で理解
予定していた日に入金がないとき、まず取引先に確認し、状況によっては早期入金を促すために代金の一部を値引きする売上割引という方法もあります。
入金予定日に、入金がなかったら
「入金確認と入金消込」で見たとおり、さくらは毎日、予定していた入金があったかを確認しています。もし予定日を過ぎても入金がなければ、放置せず、次の手順で対応します。
- 社内で確認:請求書が正しく送られているか、金額に誤りがないかを確認する。
- 取引先へ確認:営業担当を通じて、あるいは経理から直接、状況を確認する。単純な振込忘れであることも多い。
- 理由を記録する:「一時的な資金繰りの都合」なのか「支払いをめぐるトラブル」なのかで、その後の対応が変わる。
早く払ってもらうための工夫:売上割引
取引先の資金繰りの都合で支払いが遅れがちな場合、代金の一部を値引きする代わりに、早く払ってもらうという方法があります。これを売上割引と呼びます。
通常の支払期日
60日後
早期支払いの条件(例)
10日以内なら1%値引き
1,000万円の売掛金であれば、10万円(1%)を値引く代わりに、50日早く現金を受け取れます。回収を早めることで資金繰りを改善できる一方、値引きの分だけ受け取る金額は減るため、両方を比較して判断します。
回収遅延を、放置してはいけない理由
回収の遅れに早く気づき、対応するほど、貸倒れ(回収不能)になる前に手を打てます。「与信管理の基礎」で見た事前の確認と、この事後の早期対応は、どちらも売掛金を守るための取り組みです。
確認問題
問:予定日に入金がなかったとき、最初にすべきことは何ですか?
次に学ぶ
レベル1修了チェック
情報源
- 一般的な企業の売掛金回収・早期入金割引に関する実務解説
最終更新日:2026年9月5日|本記事の数値は架空企業「株式会社さくら」の設定値です。