学習記事|0. はじめての経理・財務|1. キャッシュマネジメント基礎
100万円は、
金庫ではなく銀行口座にあります。
会社のお金の置き場所には、いくつかの種類があります。
預金とは何か
⏱ 30秒で理解
預金とは、銀行に預けているお金のことです。会社が日常の支払いに使うのは、いつでも自由に引き出せる「普通預金」。手形・小切手の支払いなど、より厳密な管理に使うのが「当座預金」です。
株式会社さくらの現金100万円も、実際には金庫ではなく、銀行の口座に置かれています。
さくらの100万円は、どこにあるのか
前の記事で見た、さくらの現金100万円。これは会社の金庫の中にあるわけではありません。ほとんどは、さくらが取引している銀行の口座に、数字として記録されています。会社が銀行に預けているこのお金を預金と呼びます。
株式会社さくら→銀行口座いつも取引している銀行=預金 100万円
2種類の預金
個人の口座と同じように、会社の銀行口座にも種類があります。
- 普通預金:いつでも自由に入出金できる、最も一般的な口座。振込の受け取り・支払いの両方に使います。
- 当座預金:手形や小切手を使った支払いのための口座。利息が付かない代わりに、後で説明する当座貸越(決めた金額まで自動的にお金を借りられる仕組み)を使えることがあります。
さくらのような会社では、日々の振込・入金のほとんどを普通預金で行い、一部の支払いに当座預金を使う、という使い分けをします。
「現金」と「預金」を合わせて見る理由
経理では、財布の中の現金と、銀行口座の預金を、まとめて「現金預金」として扱うことがよくあります。理由は単純で、どちらも今すぐ支払いに使えるお金だからです。この記事の後、単に「現金」と書いてあっても、多くの場合は「現金+預金」を指していると考えてください。
確認問題
問:さくらの経理担当が、毎朝真っ先に確認するべきものはどれですか?
次に学ぶ
入金と支払いの基本
情報源
- 全国銀行協会「預金の種類」に関する一般的な案内(普通預金・当座預金の違い)
最終更新日:2026年9月5日|本記事の数値は架空企業「株式会社さくら」の設定値です。