学習記事(発展)|0. はじめての経理・財務|1. キャッシュマネジメント基礎
同じ「仕入れて売る」でも、
会社によってお金の流れは違います。
業種によるお金の流れの違いを、少しだけ紹介します。
会社の種類とお金の流れ(発展)
⏱ 30秒で理解
これまで見てきたさくらは、商品を仕入れてそのまま売る、卸売・小売に近い会社でした。製造業やサービス業では、お金が現金に戻るまでの道のりが違います。
3つの業種で比べてみる
| 業種 | お金が商品・サービスに変わってから、現金に戻るまで |
|---|---|
| 卸売・小売業(さくらのような会社) | 商品を仕入れて、そのまま販売する。比較的シンプルで短い道のり。 |
| 製造業 | 材料を仕入れ、加工し、製品にしてから販売する。「材料の在庫」「作りかけの製品(仕掛品)」の期間が長く、現金に戻るまでの時間が長くなりやすい。 |
| サービス業 | 商品の在庫がない代わりに、人の労働(人件費)がそのまま原価になる。仕入や在庫の心配は少ないが、毎月の給料の支払いは待ってくれない。 |
業種が変わっても、「利益と現金の違い」という基本の考え方は同じです。ただし、何が原因でそのズレが生まれやすいかは、業種によって傾向が違います。
確認問題
問:製造業で、現金に戻るまでの時間が長くなりやすい理由は?
次に学ぶ
経理と財務はどう違うのか(発展)
情報源
- 各業種の一般的な運転資本の特徴に関する解説(キャッシュ・コンバージョン・サイクルの考え方)
最終更新日:2026年9月5日|本記事の数値は架空企業「株式会社さくら」の設定値です。