Q&A|0. はじめての経理・財務|1. キャッシュマネジメント基礎
お金は減った。
でも、費用ではありません。
「元本」と「利息」を分けて考えます。
Q. 借入金を返すと費用になるの?
A. 一言でいうと
借りたお金そのもの(元本)を返しても、費用にはなりません。もともと自分のお金ではなかったものを返しているだけだからです。ただし、借りている間に払う「利息」は費用になります。
さくらの例で見る
さくらは6月から、借りた100万円を毎月10万円ずつ返済していく予定です。この10万円を返済したとき、損益計算書の利益はどうなるでしょうか。
借入金10万円を返済→現金が10万円減る→利益には影響しない
なぜ元本は費用にならないのか
お金を借りたとき、それは売上ではありませんでした(前のQ&A参照)。同じ理由で、それを返すときも費用にはなりません。100万円借りて、100万円返す。これは行って戻ってくるだけの、貸借対照表の中だけの動きです。
一方、借りている間に銀行に支払う利息は別です。これは「お金を借りるためのコスト」であり、損益計算書の費用として記録されます。
数字で見る
元本の返済
10万円
費用にならない(現金だけ減る)
利息の支払い(例)
費用になる
お金を借りるコストとして計上
確認問題
問:借入金100万円のうち10万円を返済し、あわせて利息2,000円を払った。損益計算書の費用になるのはどちらですか?
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情報源
- 企業会計原則(発行:企業会計審議会/asb-j.jp/jp/accounting_standards_system/details.html?topics_id=81/2026年9月確認、最終改正1982年4月20日)-元本返済と支払利息の区分に関する基本的な考え方の根拠
最終更新日:2026年9月5日|本記事の数値は架空企業「株式会社さくら」の設定値です。